強くなりたい、大きくなりたい。古から変わらず人を駆り立ててきた欲望ではある。だが、強くなってどうする? 大きくなってどうする? 畢竟、その答えを見つけた者は、いないのだ。
教養は、感謝の気持ちとなって現れる。
利子を禁ずるということは、未来よりも現在を信じる、ということに近い。
怒りと苛立ちは、いともたやすく人を盲目にする。
♪産後は続くよ〜、どこまでも〜♪
弱者への攻撃も引きこもりも、根っこには自己嫌悪がある。
未来は、過去の延長ではないのだ。
目に入るもの全てを否定し憎む。次に、目に入る全てを肯定し祝福する。そして元に戻ってみると、心のコリが少し軽くなっている。
解説や解釈を要するものを、芸術とは言わない。
僕らを癒やしてくれる染み入るような笑いは、馬鹿笑いと違って目立たないし稀少なのだ。
限界に挑むことが、それほど大事なことだとは思えない自分がいたりもする。それもいいさ。
婚姻率の低下を最も恐れるのは、権力者だ。なぜなら、ほとんどの有権者は、結婚によって牙を抜かれるのだから。
マイナス×マイナスはプラスにならない。人は数字とは違うからね。
どうしたらそれが出来るようになるのか、見当もつかないようなことこそ、身につける価値がある。
座っていると、意外にお尻に余計な力が入っていることが多い。だから疲れるのか。
客はコート着て汗だく。店員は薄シャツ1枚。デパートの中の温度は店員に合わせてあるんだね。
カッコつけないカッコよさって、いいよね。誰も疲れないし。
手に負えぬ悲しみ苦しみを引き取り、人を生につなぎとめるが「神」の役目、か。
馬鹿笑いは、豊さのイメージとリンクしない。
グニャグニャしたらスックと立てる。
トガトガしたら、グニャグニャしよう。
嫌われ者こそ個性的。
自分を良く見せたいと思った瞬間に、自分はもう死んでいる。
指先がすべりやすくなり、老いの兆しを感じる冬。
ダメなときに、下を向くか、上を向くかで、明日が決まるのさ。
身なりで人を判断するなってキミはいうけど、そうされると一番困るのが、実はキミなんだろう?
エサがあるように見せかけて、走らせる。彼らのそんな手口は早く見抜け。
欲が貧しさを呼び、無欲が豊さを生む。
よく見よ。自分が進もうとする方向をよく見よ。後ろに進むのならなおのこと。
必ず勝つ? 世界は、そんなに甘くない。